2005年3月20日に発生した福岡県西方沖地震で、ビルの窓ガラスが割れて破片が道路に大量に落下した事態を受け、国土交通省住宅局建築指導課から「既存建築物における窓ガラスの地震対策について」(通知)が出されました。
これは、1978年の宮城県沖地震で[パテどめ、はめごろし窓]の窓ガラスが大量に破損したことを受けて1978年8月に「ガラス窓の調査及び改修指導について」で通知された窓ガラスの改修がなされていない建物が多く存在していることを物語っています。
震度6程度の地震は日本中どこでも発生する可能性があるといわれていますから、地震が起こった際にガラスが破損して破片が飛散する可能性の高い窓ガラスの改修をお薦めいたします。
スコッチティント™ ウィンドウフィルム 飛散防止フィルムは、窓ガラスの地震対策に実績があり、他の改修方法と比べてコストが安く、工期が短い現実的な改修方法です。
窓ガラスの地震対策
- 硬化パテ止めのはめごろし窓
- 大きなガラスのはめごろし窓
- 隅部がガラス同士の突き合わせになっている窓
- 三連以上の連続した窓
- 古くて腐食した木や鉄製のサッシ
- 腰壁が低い窓
- 窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
- 網入りガラス、合わせガラスに取り替える
- 外壁前面を新しくする
- 古い枠を残して一回り小さい安全な窓を入れる
- 枠ごと古い窓を外し新しく安全な窓をつける
- 古い窓の外側に新しく安全な窓をつける
(財)日本建築防災協会【窓ガラスの地震対策の要点】より(pdfファイル)
フィルムの効果を確認する実験
地震の際に生じる歪みを窓枠に与え、ガラスに圧力を加えると…
地震の揺れで建物が変形し、「はめ殺し窓」に歪みが加わることを想定した実験。窓枠の変形によってガラスは粉々に割れたが、 飛散防止フィルムを貼った場合はフィルムによって支えられた状態になり、ガラス粉がわずかに散っただけでガラス片の飛散や落下を防いだ。
層間変異破壊実験【A 5759 記号B】

人がガラスに衝突した場合を想定し、45kgの重りをぶつけて衝撃を与える。 (重りの落下高さ:30cm)
飛散防止フィルムを貼っていない場合、ガラスが割れて重りが貫通し、鋭いガラス片が周囲に激しく飛び散った。
飛散防止フィルムを貼った場合は、ガラスが割れてもフィルムが重りを受け止めて貫通させず、細かいガラス片がわずかに落下しただけで、割れたガラスのほとんどはフィルムに貼り付いたまま飛散・落下しなかった。
ショットバック実験【A 5759 記号A】

※詳しくは、ガラス破壊実験をご覧下さい。



