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その間にも3Mにはさまざまな会社から、包装に関するたくさんの相談が寄せられていました。その一つ、セロファン印刷を専門とするシェルマー・プロダクツ社からの問合せは3Mの興味を大いにかきたてました。それはビスケットなどの包装用にプリントしたセロファンを使ってマスキングテープのようなテープの開発はできないだろうか、というものでした。同社をはじめとするこうした数々の期待はドルーたちの大きな励みとなり、製造上の問題を一つずつ解決していきました。
まず、プライマーを塗布することで接着剤の塗りムラを防げることを発見、またセロファンが切れたり裂けたりするのを防ぐための特殊な機械を開発しました。さらに、ほとんど無色に近い接着剤を開発し、透明なセロファンの特性を生かせるようにしました。
それでも発売に漕ぎ着けるまでの1年近い間は、なにをやってもうまくいかず、持てる力を出し合い粘り強く取り組まなければなりませんでした。
そしてついに1930年9月、考えられる全ての必要条件を満たしたと判断した〈スコッチ〉セロファンテープを完成させ、シェルマー・プロダクツ社に出荷しました。
そして間もなく製品テストを行った同社から「ケーキやクッキーなどの包装に必要な防湿性を持った理想的な材料」と〈スコッチ〉セロファンテープを絶賛する手紙が届きました。 |
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