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| 1997年、3Mは四半世紀にわたり取り組んできた環境への高度な知見を活かし、独自の『3M・ライフサイクル・マネージメント(LCM)』を開発、全世界での導入を開始しました。この「3M・LCM」は、新製品の構想段階において、使用する材料の選択から製造・販売、そして使用後の最終的な廃棄に至るまでの全プロセスを、"環境・健康・安全"への影響という観点から出来るだけ科学的に評価・予測するというもの。これにより、製品のライフサイクルにおける潜在的リスクを特定・管理するとともに、より優れた環境特性により得られる多くの社会貢献度と経済的価値の増大を明確にしています。 |
LCMの対象範囲
3MのLCMプロセスは全世界で開発されたすべての製品・ソフトグッズ・ハ-ドグッズに適用されます。製品供給地を問わず、また3Mが独自に開発したか、他社と協同して開発したか、第3者から購入したかに関係なく、全3M製品がLCMプロセスの対象となります。
LCMスクリーン
3M・LCMプロセスの第一フェーズ(製品の企画段階)では以下のような表を作成します。製品コンセプトが顧客ニーズを満たしているかを検証しつつ、"環境・エネルギー/資源・健康・安全"という観点から製品・工程の長所の可能性、リスクの回避を検討し、その情報を記載します。
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LCAとの違い |
LCMは製品のライフサイクルにわたる評価を行うため、近年、製品設計や製造プロセスの改善のための評価ツールとして普及しはじめているLCA(
Life Cycle Assessment)と混同されがちです。3MのLCMは環境負荷の定量的評価をする際、LCAを使用することはありますが、本来的にLCAを包含した「事業経営決定プロセス」という点で大きく異なります。当社は現在、この新たな仕組みの導入と確立に向けて努力しているところです。これは産業界でも初めての試みであり、環境に対する3Mの決意をあらわす証であると言えます。 |
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