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リットマン聴診器
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リットマン聴診器の歴史

 1967年4月1日に、3M社は、当時のレアー会長 の指導のもと、マサチューセッツ州ケンブリッジの小さな会社を買収しました。デビット リットマン博士 は、この会社の創立者であり、そのパートナーであるガス マックルップ とともに医療部門の責任者でした。
デビット リットマン博士 は、ハーバード大学医学部の臨床学の助教授およびタフト大学の講師として臨床学の独創的な教え方で知られていました。彼は、著名な心臓病の専門医で心電図法に関する国際的権威者として認められていました。
デビット リットマン博士 は、アメリカ医師会ジャーナルの1961年の9月号において彼が「理想」とする聴診器について記述しました。その聴診器には、「低音域を聞き分けられるオープン チェストピース、低音域を除外する硬質プラスチックのダイアフラムのクローズド チェストピース、単一ルーメン内腔の硬質チューブ、全長が最も短く、イアーチューブを別個にそれぞれ保持する高精度の引張応力を持つスプリングおよび軽量で持ち運びが安易で使用の利便性」がとり入れられました。
デビット リットマン博士 の発明に関する概要は、現在「コンビネーション」または「両側チェストピース」聴診器と呼ばれるもので、その当時の聴診器の技術としては非常に進歩したものでした。現在、最も注目をあびている3M社聴診器の一つであるリットマンクラシック は、デビット リットマン博士 の当初の聴診器デザインに見られるものと同じような特徴が多く取り入れられています。

3M社が カーディオソニックスを買収したときの聴診器ラインは、主として医療用およびナース用の2つの主なラインから構成されていました。1970年までに、医師用の「コンビネーション聴診器」ラインは、ステンレスおよびアルミニウム製の超軽量、ゴールドメッキと小児用サイズのチェストピースなどの10モデルに増えました。チューブのカラーは、まだグレーとブラックに限られていましたが、チューブの長さは22および28インチでした。4年から5年間の新聴診器開発活動期間が終了した時には、6つの主要な聴診器ラインと合計40モデルができました。

1970年代末には、リットマンの心臓専用の聴診器が生まれました。3M社の「究極の聴診器」開発には世界中の指導的心臓専門医50名の協力がありました。「心臓専門医の夢の聴診器」と呼ばれるこの聴診器は、2本のチューブの一体型デザインで、新たに柔軟性を高めたクラトン製のイアーチップと低周波レスポンス向上のためにベルを深くした画期的なものでした。
その後も聴診器の改善が続きました。1987年3M社は、これまでの聴診器に加えて、リットマンマスターカーディオロジーを導入しました。この聴診器は、3M社エンジニア・トムパッカード の発明によるもので、デビット リットマン博士 が1960年代の初めに開発した聴診器以来の聴診器技術最大の進歩を示すものです。

リットマンマスターカーディオロジー は、ユニークな片面チェストピースの聴診器でその特徴は、3M社が特許を持っている聴音の調整可能なダイアフラム技術にも示されています。往来の「両側」または「コンビネーション」チェストピースに加える力を調整することにより、高低周波音域を聴取することができます。3M社の片面技術は、表示メカニズムを操作することやダイアフラムからベルモードにするためチェストピースを回転させる必要はないので、ユーザーにとっては往来の聴診器よりも便利です。さらに重要なことに、3M社の片面チェストピースは、特に臨界低周波音域において、往来のコンビネーション チェストピースより音響的レスポンスが高いのです。


 
項目見出し
   
1963 デビット リットマン 医学博士(1906-1981)、著名な心臓専門医、ハーバード大学医学部教授、研究者および発明者、音響学的に大きく改善した新しい画期的聴診器について特許を取得。

1967 3M社は、リットマン、カーディオソニック社を買収、リットマンの商標名で聴診器を販売。デビット リットマン 引き続きスリーエムのコンサルタントとして勤務。

1987 3M社は、リットマン心臓専門の聴診器を開発導入、50名以上の心臓専門医の助言を聴診器のデザインに反映させる。

1990 3M社は、リットマンマスタークラシック 聴診器を導入、片面チェストピースデザインを一般診察用に。

1992 リットマンマスター ブラックとゴールド版のMaster 聴診器を導入してから25周年。

1994 3M社は、特許の聴音調整可能技術によるリットマン カーディオロジーII SE 聴診器を導入、その特徴は聴診器ラインに深く浸透。

2001 リットマン エレクトロニックステソスコープ4000を導入
   
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