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ペトリフィルム™培地をおつかいになる前に 使用方法と手順

1 準備

  • 実験を行うテーブルに消毒用アルコールを吹き付けます。
  •   実験を行う人の手、実験器具(ピンセット、ナイフなど)も同様にアルコールで消毒します。(注:アルコールを吹き付けた後は自然乾燥させてください。)
  • ペトリフィルム™AC、CCプレートの袋をはさみで開けて必要な枚数を取り出し、油性ペンで、検体番号、日付などを記入します。その際、ペトリフィルム™の袋にも開封日を記入しておきます。
  • 検体をすりつぶすホモジナイザーパックも必要な枚数取り出し、 検体番号、日付を記入します。

2 接種

  • 固形物の場合(食肉、水産物、惣菜など)
  • 液体の場合(乳製品、ジュースなど)

表1 乳製品の参考希釈倍数

製品 大腸菌群 カビ・酵母 備考
高低脂肪牛乳 1:1 1:5  
クリーム類 1:5 1:5  
チョコレートミルク 1:10 1:10  
アイスクリーム 1:5 1:5  
サワークリーム 1:5 1:10 *1
バターミルク 1:10 1:10 *1
ヨーグルト 1:5 1:5 *1
バター・マーガリン 1:5 1:5 *2
カッテージチーズ 1:5 1:10  
ハード・ソフトチーズ 1:10 - *3
乾燥乳製品 1:10 1:10  
  • *1 phを1N NaOHを滴下し、6.6〜7.2に調整します。(通常は1N NaOH 0.1ml)
  • *2 40〜45℃でホモジナイズしてください。
  • *3 チーズ製品を検査する場合には、クエン酸の入った緩衝液は使用しないでください。2%のクエン酸でペトリフィルム™培地上での菌の増殖を阻害することがあります。

3 培養

培養器を使用し、以下の温度・時間で培養します。

AC プレート: AOAC Intl. Official Method

承認番号 検体 温度 時間
986.33 生乳、低温殺菌乳 32±1℃ 48±3時間
989.10 全乳製品 32±1℃ 48±3時間
990.12 全食品 35±1℃ 48±3時間

CC プレート: AOAC Intl. Official Method

承認番号 検体 温度 時間
986.33 生乳、低温殺菌乳 32±1℃ 24±2時間
989.10 全乳製品 32±1℃ 24±2時間
990.12 全食品 35±1℃ 24±2時間

4 計測

プレートに見える赤い点(コロニー)を数えます。希釈倍率をかけて1グラムあたりの菌数を記録します。

  • 1.ACプレート一 般生菌数測定

    プレート上に見える赤い点(コロニー)を濃淡にかかわらず全て数えます。希釈倍率をかけて1グラムあたりの菌数を記録します。
    【例/1:100希釈液で143コロニーの場合】
    143×100=14300=1.4×104CFU/g
    (CFUはコロニ−数を示す単位です)

  • 2.CCプレート 大腸菌群数測定

    プレート上に見えるガスを伴う赤い点(コロニー)を数えます。(写真内黒丸参照)
    ACプレートと同様に希釈倍率をかけて1グラムあたりの菌数を記録します。
    【例/1:10希釈液で73コロニーの場合】
    73×10=730=7.3×102CFU/g

5 廃棄

培養済みのプレートを廃棄する場合には、菌の有無に関わらず、必ずオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)などを用いて滅菌後、自治体の指導に従って廃棄します。

6 保管

開封前は冷蔵保管し、開封後は開封口をテープで止めて室温保管してください。

詳しい保存方法

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