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インターナショナルスクール日本語担当の
教師です。

京都府在中 インターナショナルスクールの教師

インターナショナルスクールの日本語担当の教師です。
今年秋から着任。1,2年複式、3,4,5年複複式、6年と3年レベルの12歳前後の複式の3クラス(1クラス12~16人)を、週に各4時間ずつ担当。学習時間は年間150時間ほどで、普通の日本の小学校と比べ圧倒的に少ないです。また、児童の母語もばらばら、当然日本語が母語でない親も多数で、父兄を頼りにできない状況です。日本語の授業は今年から必修となり、児童の好き嫌いにかかわらず授業が行われています。このような状況の中、日本の小学校の内容をすることは難しく、複式複複式でできるだけ一斉授業ができる工夫が必要です。年齢が上がるほど日本語が苦手になる最も大きな原因は語彙、漢字力不足であることは言うまでもありません。早く手を打たねばならないと焦ってはいるのですが、普通の日本の小学校ではないため、今一つ導入する勇気と自信、イメージが持てません。できればどこかで見学やご相談をさせていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

深谷先生からの解答

週四回の国語の時間、しかも、一斉指導でなんとかしようとするからいけないのです。

私の辞書引き学習は、百年前の複式教育から産み出されたものといっても過言ではありません。

複式教育においては、分団学習を中心に考えるべきです。つまり、グループ学習で、自学自習を主にすすめることが、最も効果的です。

また、上の子どもに下の子を教えるようにするシステムが、複式教育をするのには効果的で、アメリカのレビンらの研究によれば、一斉指導の少人数指導より、複式教育のほうが、費用対効果が高いという研究成果を報告しています。

この、自学自習の学び方を指導するなかで、国語辞典指導をして、常に辞書引きをする習慣、辞書を読む習慣をつけることが、日本語力をつけるための早道です。

*深谷先生のご講演予定については 深谷圭助公式ブログ「辞書引き学習」
http://ameblo.jp/fukayajishobiki/に都度アップされますのでご参照願います