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お客様のひとつの課題を解決するために、たくさんの企業があらゆるアイデアを提案します。お客様は関連する事情や状況を考慮して総合的に判断して、ひとつのアイデアを採用します。
それでは、アイデアをカタチにする仕事がしたい!と思っている皆さんのアイデアは、どうしたらお客様に選んでいただけるのでしょうか?

お客様の抱える問題を解決する第一歩は、まず課題をはっきりさせることにあります。
例えば、医療関係では「もっと肌に優しいテープはできないか」といった声や、電機メーカーの「携帯電話のディスプレイがもっと見やすくならないか」といった要望です。もちろんそうした要望は、ストレートな形で表面化するとは限りません。「テープで肌が荒れる患者さんがいる」「ディスプレイがちょっと」といった、何気ないやりとりに潜んでいる場合がほとんどです。いわば、そうした声なき声をキャッチする感度の鋭さが大切です。そして、課題をはっきりつかんだらその解決法を考えることになります。
「もっと肌に優しいテープはできないか」であれば、通気性がよく、粘着剤の刺激が少なくなれば、蒸れたり肌が荒れる原因を取り除くことができますから、そうした製品の可能性を考えてみる。「携帯電話のディスプレイがもっと見やすくならないか」でいえば、ディスプレイの液晶画面の性能に大きく関係するのは光ですから、光を有効に使える方法を考える。これが“アイデア”です。
私たち3Mが一方的に「これはいいんです」と提案しても、お客様が「これを作って欲しい」と細かく要求されても、課題をより良い方法で解決できることは稀です。小さなきっかけをカタチにする作業、時間はかかるけど一つ一つ進める粘り強さが、最後はお客様と共に喜べる仕事となります。4つのケースでアイデアをカタチにする仕事を紹介します。より具体的な事例から3Mのモノづくりの醍醐味を感じて下さい。
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