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高齢化社会への提案

高齢化社会に向けて求められる道路標識:3M™ダイヤモンドグレードTMDG3超高輝度反射シート(広角プリズム型フルキューブ)の提案

概要

高齢ドライバーの増加、すなわち高齢化に伴い若者との比較において動体視力の低下、明るさの感知の低下する要因など、また道路環境(都市部での看板などの照明、RV車両の増加)により道路標識の明るさをさらに明るくすることが要求されております。従来のカプセルレンズ型反射案内標識では要求水準を満たせなくなり、補助照明などを使用し対応する状況となっております。
広角プリズム型(フルキューブ)反射案内標識を使用することにより、高齢化ドライバー、近年の道路環境への対応、環境負荷軽減ができ設置後の維持管理不要、省資源にも貢献する次世代の道路標識です。

1. 標識の明るさ
標識の明るさレベル(輝度cd/m2)の研究「道路技術5箇年計画 道路標表示装置の高度化に関する検討」*によると、読みやすい輝度の目安というこで下表の通りの結果で、現在一般に広く使用されているカプセルレンズ型反射(高輝度反射シート製)案内標識では、成人ドライバーの75%が標識として良くないとしています。

●白色輝度と読みやすさ及び判読性

白色輝度
(cd/m2)
成人ドライバー 備考
判読距離 読みやすさ
5 ゆとり時間平均0.8秒
消失点までに90%強が読める
75%の者が標識として良くない 高輝度反射シートをアンダーライトで見た時の輝度
10 ゆとり時間平均1秒
95%の者が読める ちょうど半数の者が良くない
ちょうど半数の者が良くない  
35 ゆとり時間平均1.3秒
ほぼ全員が読める
85%の者が標識としても良い 高輝度反射シートをアッパーライトで見た時の輝度
50 ゆとり時間平均1.4秒
ほぼ全員が読める
90%の者が標識としても良い
65 ゆとり時間平均1.5秒 95%の者が標識としても良い
100 ゆとり時間平均1.7秒 ほぼ全員が標識としても良い
165 ゆとり時間平均1.9秒 最も読みやすい明るさ  
200 ゆとり時間平均2秒
最も良く読める明るさ
同上  
260 ゆとり時間平均1.9秒 全員が標識としても良い  
450 ゆとり時間平均1.8秒 同上  
1200 ゆとり時間平均1.7秒 良くないとする者が10%程度出てくる  

注)ゆとり時間:判読位置から標識消失点(48.9mとした)までの走行に要する時間
*標示板の夜間輝度要求しようを求める実験 平成8年度業務より
建設省 九州地方建設局 福岡 国道工事事務所、社団法人 全国道路標識・標示業協会

引用元: 「道路技術5箇年計画 道路標識表示装置の高度化に関する検討報告書」
(平成10年3月 道路標識装置の高度化に関する検討委員会)
視覚性能比較

カプセルレンズ型反射(高輝度反射シート製)案内標識には、ガラスビーズ反射素子が使用されており、それらにより再帰性反射させております。最大の輝度約10cd/m2が限界でありであり、この反射素子とは異なるプリズム反射素子を使用することにより輝度35~50cd/m2まで高めることが可能となりました。

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