道路環境の変化
道路環境(都市部での看板などの照明、RV車両の増加)により道路標識の明るさをさらに明るくすることが要求されています。従来のカプセルレンズ型反射案内標識では要求水準を満たせなくなり補助照明などを使用し対応する状況となっています。
下表に代表的に使用されている案内標識の特徴を比較したものを示しました。輝度データを比較するとわかるように、上部照明式標識(32cd/m2)より明るい輝度35cd/m2~50cd/m2まで再帰反射を最適化することができました。
| 方式 | 再帰反射式 | 外照式 | 内照式 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
| カプセルレンズ型 | 広角プリズム型(フルキューブ) | 上方照明方式 | 遠方照明式 | メタクリル板内照 | |
| 夜間視認方式の概要 | 微細なガラスビーズカプセルを封入したシートで自動車ヘッドライトの照射光を再帰反射させる | 微細なプリズムカットを施したシートで自動車のヘッドライトの照射光を再帰反射させる。 | 標示板上方に取り付けた蛍光灯で標示板を直接に照射する。 | 路上10m程前方より広角反射シートの標示板をスポット照明し、その再帰反射光で視認する | 箱型構造の筐体内部に蛍光灯を有し、前面のメタクリル板を透した光で視認する |
| 使用状況 | 一般道で通常使用 | 規制標識、案内標識 | 都市内一般道などで使用 | 高速道で使用 | 従来、高速道で使用 |
| 主な特徴 | 電力費がいらない ロービーム走行では光量不足で暗い |
電力費がいらない 再帰性反射性が高く、1より明るい |
設置が容易 反射材の特性が活かされない |
反射材の特性により十分な明るさがえられる | 十分な明るさがえられる 晴天逆光時の視認性おとる 停電時対策が必要 |
| 白色部の輝度 | 3~8cd/m2 | 35~50cd/m2 | 30cd/m2 | 60~120cd/m2 | 200cd/m2 |
| 使用電力 | - | - | 220W | 150 、 250W | 560W |
| 維持管理 | 標示板清掃のみ | 標示板清掃のみ | 蛍光灯交換1回/年 車線規制を要す |
ランプ交換1回/年 車線規制不要 |
蛍光灯交換1回/年 車線規制要す |
| 設置費(初期)基礎工事を含む | 1 | 1.2 | 1.3 | 1.8 | 2.1 |


