3M™Dyneon™は一般的にフッ素樹脂の乳化重合時に標準的な乳化剤として
使用されているAPFO(PFOAアンモニウム塩)の代替品として、2007年に
新乳化剤を開発しました。
その結果、3M™Dyneon™では、2008年8月より、
製造工程においてPFOAを使用しない、つまり新乳化剤による
フッ素ポリマー製品の製造を開始しております。
対象製品は以下の通りです。
これは、「PFOA※ 自主削減プログラム(2010/2015 PFOA スチュワードシッププログラム※)」の全廃目標(~2015年)に対して、7年先んじて目標達成したことを意味し、3M™Dyneon™が安全・環境面における社会貢献に向けて全社挙げて取り組んだ結果によるものです。
Fluor thermoplastics & Specialty Additives (熱可塑性フッ素樹脂及び添加剤)
- ■Dyneon™ THV (ダイニオン™ THVシリーズ)
- THV 221AZ, THV 221GZ, THV 500GZ, THV 610GZ, THV 815GZ
- ■Dyneon™ PFA (ダイニオン™ PFAシリーズ)
- PFA 6502NZ, PFA 6515NZ, PFA 6502UHPZ
- ■Dynamar™ Polymer Additives (ダイナマー™ ポリマー加工助剤)
- FX-5911
PTFE (ポリテトラフルオロエチレン)
- ■Dyneon™ PTFE (ダイニオン™ PTFEシリーズ)
- TF 9207Z
※PFOAとは
パーフルオロオクタン酸の略称であり、そのアンモニウム塩は、フッ素ポリマーの製造時に使用されてきた代表的な乳化剤です。生体内への蓄積性があり、世界的に生態系及びヒトの健康面への懸念が指摘されています。
※2010/2015 PFOA スチュワードシッププログラムとは
2006年1月末、米国環境保護庁が発表し、世界の主要フッ素化学メーカー8社に参加を呼びかけたプログラムです。
プログラムの骨子は下記のとおりです。
PFOA、もしくは分解してPFOAを発生する前駆体物質、及び
これらより炭素数の多い類縁物質の、設備から環境中への排出量、製品中含有量の両方について、2010年までに2000年比95%削減すること。更にこれらの物質を2015年までに全廃すべく取り組んでいくことを約束すること。