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ホコリがたちにくく、"頭寒足熱"の室内暖房を実現する温水式床暖房システムは、分譲マンションなどを中心に年々人気が高まっています。しかし、従来のシステムは温水マットに釘と接着剤で直接フローリングを貼り付けていたため、メンテナンスやリフォームを簡単に行えないという難点をもっていました。たとえば、リフォームなどでフローリングを剥がす際、一緒に温水マットまで傷つけてしまい、結局はシステムを丸ごと交換する...というケースも少なくなかったのです。
そうしたなかで、釘や接着剤を使わずに、床材を簡単に剥がせる画期的な床暖房システムが誕生しました。それがフクビ化学工業(株)が開発した『フリーフロアHOT-S』です。
フクビ化学工業(株)が打ち出した新製品のコンセプトは、床材を自由に着脱できる"オンリープット"という考え方。つまり釘や接着剤を使わず、メンテナンスやリフォームの際には簡単に床材を剥がせるという全く新しい施工方法でした。
当初はマジックテープを使って床材と捨張合板をくっつけるという方法も検討されましたが、厚さが約2.5mmもある従来のマジックテープでは、フローリングに微妙な段差を生じてしまうこと、厚みによって熱伝導率が落ちてしまうなどの欠点がありました。そんな時に、同社の開発スタッフが出会ったのが<3M>メカニカルファスナーだったのです。開発に携わった技術スタッフの方は、「その薄さ、強度、粘着性...どれをとっても、まさにわれわれが望んでいた通りの素材でした」というコメントをくださいました。
<3M>メカニカルファスナーは、3Mの高精細表面テクノロジーを駆使して開発されたフィルム状面ファスナーです。微細なマッシュルーム型フックを敷き詰めたフィルムと、ループ状の繊維素材をラミネートしたフィルムで約1mm以下という薄さを実現するほか、従来の2~4倍のせん断力を持っているのが最大の特長です。また、今回の採用にあたっては耐衝撃テストや防水性テストなど、厳しい性能検査もクリアしています。
さらにフクビ化学(株)では、<3M>メカニカルファスナーが実現した置き敷きフローリングを、入退居が多い賃貸マンションの床材などに展開しようとしています。
施工性やコストパフォーマンス、廃材削減による環境対応など、数多くのメリットを生み出した<3M>メカニカルファスナー。今後も床材の新しい可能性を切り拓くキーパーツとして活躍が期待されています。 |
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3Mのマイクロ複製技術を駆使し、フィルムの表面にマッシュルーム状の微細なフック構造を成形。この画期的な構造により、噛み合わせ厚が従来の縫製タイプの薄型に比べ4分の1の1mm以下、2~4倍のせん弾力を実現。
ループNC-2841
フックNC-2141
フローリング材の裏側と温水システム側を<3M>メカニカルファスナーで係止。これによりリフォーム時などの簡単な取り替えを実現した。 |
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