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製品責任と化学物質管理


「製品責任」という概念


製品を安全に製造するとともに、製品の使用時や廃棄時におけるリスクの発生を防止し、安全性を確保すること――この考え方を「製品責任(PR:Product Responsibility)」と呼んでいます。
化学物質がもたらす環境・健康・安全への影響などの情報開示について、さらなる正確さが求められています。 住友スリーエムグループでは、自主基準を設けた「製品責任ガイドライン」を策定するとともに、 独自の事業経営決定プロセス「3M LCM」を活用して、設計段階から廃棄にいたるまで、 徹底した製品の安全性確保に努めています。
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「製品責任」を果たすための組織体制


製品一つひとつの「製品責任」を果たしていくために、技術本部技術管理部が各事業部における製品開発を支援しています。 化学物質の適正な管理などを含め、製品の安全性が確保されているかを厳しくチェックしています。 また、技術本部技術管理部では、各開発部門にいる「製品責任担当者」が、各事業部が適正に「製品責任」を果していくことを支援しています。

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関連法令の情報収集と社内教育


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製品に関連した法令を遵守し、法令の改正などにも速やかに対応するために、 技術本部技術管理部では国内外の各種法令等の施行状況や改正情報などを日々調査しています。 これらの情報は、技術本部技術管理部が主催する製品責任担当者会議や製品責任担当者連絡網などを通して、 各事業部の製品責任担当者に伝達し、それぞれの事業部における円滑な対応を促しています。 2004年4月には、化学物質審査規制法が改正されたことから、 輸入手続きや政府届出資料の変更、有害性情報の政府報告義務などに関する情報伝達と社内教育を法施行に先行して実施し、 これによって速やかな周知徹底と対応を実現しました。

化学物質審査規制法
有害化学物質による環境の汚染の防止を目的として制定された法律。
化学物質の製造、輸入、使用等に関する規制が定められている。

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製品に関する基本情報の開示


3Mでは、製品を安全にお使いいただくために、製品の組成や特性などに関する基本情報を積極的に開示しています。 その一環として、「MSDS(Material Safety Data Sheet)」に関しても発行が義務付けられる以前から取り組んでいます。 すでに全世界の3MでMSDSの発行システムを構築し、化学物質の安全な取り扱いに努めています。
 
MSDS(Material Safety Data Sheet)の発行
MSDS(化学物質等安全性データシート)は、化学製品の安全な取り扱いを確保するために、 その物質名や供給者名、危険有害性、安全対策、緊急時の対策などを記載したデータシートです。
 
製品責任に関連する活動
  • 安全性・法規制に関する証明書の発行
  • ラベル・カタログの検証
  • 有害性事前調査
  • MSDS(化学物質等安全性データシート)の発行
  • 環境表現の承認(EMC審査委員会)/新規化学物質の届出/毒性試験の委託業務代行/危険物輸送関係の相談

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化学物質管理基準


イメージ 住友スリーエムグループは、製品や包装材に含まれる化学物質、さらに製造工程などで使用する化学物質について独自の化学物質管理基準を設けています。
この化学物質管理基準は、国内外の諸法令はもとより、環境問題に先進的に取り組む顧客からの要求、当グループの化学物質に対するポリシー、国際的研究機関など、多方面の情報を網羅したものです。
また、逐次更新された内容は「製品責任担当者会議」で新たな基準として伝達されます。この仕組みにより、製品の設計や原材料調達、有害性事前評価、製造などの各段階で、最新の情報に基づいた環境や健康に配慮した製品を生み出すための当グループの基準として運用されています。

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