環境パフォーマンスレポート
大気汚染防止への取り組み
有機溶剤の排出量削減と無害化を重点課題としています。
大気汚染防止
3Mジャパングループの製品には、生産工程でさまざまな有機溶剤が使われており、VOC(揮発性有機化合物)の排出量削減を重点課題のひとつとして位置づけています。環境中期目標においても、「排出VOC原単位を2010年対比で2015年同等もしくはそれ以下とする」とのゴールを設定し、大気中への放出防止に努めています。3Mジャパングループでは、有機溶剤が大気中に放出されることによる汚染を防ぐために、①無溶剤技術の開発、②3Pプログラムの適用、③汚染防止設備の設置などを推進しています。
溶剤回収装置・溶剤ガス燃焼装置の導入とエネルギー再利用 (グラフ1・グラフ2)
生産工程の中で使用された有機溶剤を適正に処理するため、溶剤回収装置や溶剤ガス燃焼装置などを設置し、大気中への放出を抑制しています。また、溶剤ガス燃焼装置によって有機溶剤の大気放出を抑制するだけでなく、燃焼で発生した熱エネルギーを回収し、再利用しています。2010年度は、VOC(揮発性有機化合物)排出量を前年度比86.1%に抑制し、排出VOC原単位は同比76.5の%に抑制しました。これには、岩手スリーエム(株)が2009年に既存の設備の大幅改造を行い、対象有機溶剤排ガスの全量を捕捉して処理することにより、同排出量を大幅に削減(同比35.7%)したことが大きく寄与しています。