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施工事例 ラスベガス大通りで集会設備に光ファイバを最初に持ち込んだホテル、バリーズ(Bally's)

バリーズ ラスベガスは、ホールや集会室のフロアに直接光ファイバケーブルを配線した、ラスベガス大通りで最初のホテルになり現場ネットワーク化の可能性を大幅に押し進めた。これにより、ホテルは広範囲のエリア全域で、データ、音声、映像、オーディオ、その他のメディアを、必要な速度で処理する即席ネットワークの構築が可能になる。例えば、ミーティングを開催する会社は、このホテルの大広間でコンセントを使用してビデオによるプレゼンテーションを行い、26階に集まった大群衆に同時にそれを伝えることが可能になる。こんなことは、従来のメタルネットワークでは速度や距離に制限があるため、不可能である。ネバタ州ラスベガスにあるスパゲッティウエスタン社がこの光ファイバネットワークと集会設備全体の高額のアップグレードを設計したが、この会社のMichael Benedetti社長は次のように言っている。「3Mの新製品、<3M>光ファイバ配線システムを使用しても、ホテルの集会設備関連費用は驚いたことにメタル配線を使用した場合と、ほぼ同じでした。」

ラスベガス大通りの真ん中にあるバリーズには、客室が2814室、スイートルームが225室ある。このホテルは、ホールの面積が165,000平方フィート以上あり、国内でも有数のホールとしてランクされている。ホテルの集会設備は、カジノ、南タワー、26階に分割してある。カジノレベルでは、集会室とホールが合計23室、総面積で120,000平方フィートある。大広間が最大で、50,000平方フィートあり、宴会一式スタイルで3,340人収容できる。推定で8x10のブースが可能で、メインフロアは約900種類の展示が可能である。南タワーはラスベガスホールとパシフィックホールからなり、26,000平方フィートを誇る。更に26階には、30,000平方フィートの集会設備がある。


ミーティングをネットワーク化する挑戦

Benedetti氏は、バリーズで8年間オーディオ主任技師を務め、イベントを開催する会社にネットワーク設備を提供する困難さはよく知っていた。Benedetti氏は次のように言っている。「この仕事を始めたとき、プレゼンテーションにはスライドを使用していました。顧客にとって最も重要なことは、サウンドシステムがホールの隅々まで聞こえることでした。こうした時代は長く続きましたが、現在はお客様の方が先進的な人が多く、高速ネットワークを構築し、プレゼンテーションやデータ送信を処理することをホテルに求めてきます。例えば、建物全体に配置したデスクトップPCにストリーミング方式の映像を送らなければならないとか、直接デスクトップPCにファーストイーサネット接続を用意しなければならないようなことが起こる可能性があるのです。それぞれのミーティングや展示には、それぞれのフロア計画とネットワーク化の条件があるので、最初は、ニーズに応える方法をイメージすることが、かなり難しかったのです。」

「この時点までは、ラスベガス大通りの全てのホテルはメタル配線でやってきましたが、私の8年間の経験から、メタル配線には大集会設備をまかなう上で、幾つかの大きな欠点があることは明らかでした。何と言っても、ANSI規格がクロスコネクト用のメタル配線を100mに限定していることには難があります。これは、フロアポケットからマスタコントロールまで使用する段になると、限定を遥かに超えてしまうので、大概の集会設備では大きな問題を生じます。用途によっては、至る所にリピータを置けば、もたつく可能性もあります。特に、カジノのフロアから26階までの長距離配線になると、何しろ途中に配置する通信キャビネットが無いので、このホテルでは難しく費用もかかりすぎます。ゼロから構築しなければならない分、費用もかかるでしょう。そして、通信キャビネットを配置する為のスペースが必要となるでしょう。」


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