ネットワーク技術が新美術館に重要な経験をもたらした。新美術館が利用できる床面積は約700平方メートルあるが、コレクションの商品だけを展示するのなら充分である。新美術館の情報システムマネージャー、Guillaume
Lairloup氏は、他の作品にも容易にアクセスできるように、初期の段階からディジタルビューイング経験の提供に焦点を合わせた。この方針は美術館の図書館にあるデスクトップPCに必要な帯域を送るという難問を、Lairloup氏に与えたのだった。
Lairloup氏はシリコングラフィックスオリジン200のワークステーションを選択した。この機種は、高率の帯域対プロセッサ性能を必要とする、入出力集中アプリケーション用に特別に設計したものである。1.15Gbpsまでの持続速度を持つサーバの入出力帯域は、同様のUNIXサーバに比べ3倍から6倍高い処理能力に達し、記憶容量を上げ、かなり多数のネットワークインタフェースからの要求処理を可能にする。R12000プロセッサ2台、384MBのRAMと155MbpsのOC3ポート4台、100MbpsのXIO
Fibre Channel 4ポート1台の構成を選択した。また、大量のストリーミングデータとデータベーストランザクションを配信できるオリジンFibre Channel
RAID技術も選択した。また、フランスのトゥールーズにあるモービードックからマイクロムゼーコレクション管理システムを慎重に選択した。これはディジタル表示オブジェクトを記憶し、保存処理を助ける、美術館用に特別に設計したデータベースである。