ファイバ・トゥ・ザ・デスクにより、デンマークのコペンハーゲンにある王立海軍技術学校(RNTS)は、メタルケーブル関連費用に幾らか上積みするだけで、ネットワークの性能を上げ電磁妨害(EMI)の問題を除去した。かって使用していたカテゴリ5のメタルケーブル配線では、学校で使用しているいくつかの電子装置から生じるEMIが、常連ユーザから不平が出るレベルまでネットワーク性能を下げる原因となった。これらの問題を克服するため、王立デンマーク海軍(RDN)の先任上等兵曹で学校の情報技術マネージャーでもあるTorben Christensen氏は、従来のSCコネクタシステムより実質的に低コストで取り付け時間も短くて済む新しい光ファイバ配線システムを使用することに決めた。Christensen氏は次のように言っている。「新しい光ファイバ配線システムは、学校の200名のユーザに対するネットワーク性能を劇的に高め、しかも、コストはメタルケーブル配線より僅かに高いだけでした。その結果、王立デンマーク海軍は光ファイバ配線システムを標準化する決定を下しました。」
王立海軍技術学校は、主として王立デンマーク海軍だが、デンマーク国軍の他の分野からも毎年4,000名の学生を受け入れ、教育している。地理的位置がバルチック海の入口にあるため、冷戦時代デンマークはNATOの前方防衛戦略の前衛に押しやられた。毎年、125,000艘以上の船舶がデンマーク海峡を通過した。王立デンマーク海軍には、主要な任務が2つある。一つは、デンマーク領海の支配を維持することである。この領海はグリーンランドとフェローアイランドをも取り囲んでいる。もう一つは、デンマークの部隊にNATOやその他の同盟軍と協力する戦略が割り当てられた場合、どんな任務でも実行することである。RDNの現在の平時編制軍隊は4,310名の軍人で、予備動員後は8,400名に膨れ上がる。2000-2003年の防衛計画案では、常備兵と予備兵を含む全動員数を7,400名に削減することが提案されている。効率向上の必要性が急かされている。