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3M製品開発ストーリー わくわくを実現する3M製品の開発ストーリーをご紹介します

3「これがあったらもっと」、「こうすればもっと」・・・・ 3Mは創業以来ずっと、身近な”もっと”を考え続けてきました。

3Mジャパングループの製品開発ストーリー
世界の3Mブランド製品開発ストーリー

防災、省エネ、節電…、時代が求めるウィンドウフィルムを、これからも

3M™ ウィンドウフィルム

1960年代の半ばに3Mが開発した日射調整フィルムが日本に上陸したのは1967年のこと。窓ガラスに貼るだけで暑さ対策に効果を発揮する商品でしたが、日本での販売は伸び悩みました。注目を集めたきっかけは、1974年に起きた丸の内のビル爆破事件。飛び散ったガラス破片の危険性が認識され、安全面で有効性が認められたのです。同じくガラス飛散による被害が出た1978年の宮城県沖地震後には、地震大国における重要な防災対策としても評価されるように。その結果、競合各社が飛散防止フィルムの市場に参入しましたが、中には粗悪品も。そこで一定の品質を担保するためにJIS(日本工業規格)が導入され、公開実験でも飛散防止性能をアピールしていた3M製品が日本市場に浸透しました。また、2度のオイルショックを経た70年代には、省エネ効果のシミュレーションなどを積極的に実施、日射調整フィルムも高層ビルへの採用が進みました。
続いて脚光を浴びたのは、防犯機能です。万一、窓ガラスが割られても、フィルムが貼ってあれば簡単には侵入されません。積層化の技術によってフィルムの強度を上げつつ、施工性向上のために柔軟性も確保するといった品質改良も積み重ねられました。2011年の東日本大震災以降は、節電というニーズでウインドウフィルムが採用されることも増えました。従来からの夏季の遮熱に加え、特に寒冷地では冬季の断熱性にも期待が高まっています。3Mならではの新機能の開発・複合化により、これからも時代が求めるフィルムを生み出していきます。

「傷をつけず」に「汚れを落とせる」から高級な食器も家族も笑顔になりました。

スコッチ・ブライト™ スポンジたわし

住生活の新しい潮流とともに高度成長期に国内デビューしたのが、米国からきたスコッチ・ブライト™ ナイロンたわしです。これは主に鍋やフライパンの汚れを落とすのに使われました。その後、食器の洗浄に適したウレタンスポンジを貼り合わせてできたのが、スコッチ・ブライト™ スポンジたわしです。機能性の高さから一気に浸透し、半世紀近くにわたってトップブランドの地位を守り続けています。さらに、食事の後片付けは「もっともしたくない家事」として面倒がられ、「手早く済ませたい」というニーズに対応するために、食器などを「傷つけることなく」「楽に汚れを落とす」スポンジたわしのスコッチ・ブライト™ ハイブリッド貼り合わせスポンジたわしを開発しました。現代の日本事情に合わせ、より高級な食器のデリケートな洗浄に適しています。2004年9月に発売を開始し、いまではスコッチ・ブライト™ スポンジたわし同様、すっかりキッチンに浸透しています。

「薄くて軽い」中綿素材、実は吸音も得意でした。

3M™ シンサレート™ 吸音断熱素材

3Mは、1960年に中綿素材の開発をスタートしました。「薄くて軽いのに暖かい」3M™ シンサレート製品は、1980年代のスキーの人気が高まり始めていた日本市場で採用され、今ではファッション性を重視した冬物アウターウェアや手袋などへ広く使用されています。また、同じ頃、シンサレートが持つもう一つの機能である「吸音」という新たな機能が着目されます。日本では全くの新素材だったので、自動車メーカーの設計者、技術者など多くの関係者への製品説明を数年がかりで行うことで、1995年に初めて、高い静粛性が求められる高級セダンで採用されました。燃費向上が求められる現在では、夏季の暑さが車室内へ伝わるのを抑制することでエアコンの効きをよくする「断熱」特性にも着目されています。3M™ シンサレート™ 吸音断熱素材はすべての自動車メーカーで「定番」というポジションを確立し、国内での採用事例は海を渡り、海外の自動車メーカーへも広がり続けています。

「大画面化」と「消費電力の抑制」の矛盾を解決しました。

輝度上昇フィルム

3Mの輝度上昇フィルムは、その高い性能が認められ、液晶ディスプレイ向けノートPCや携帯ゲーム機などの小型液晶モニターに幅広く使われていました。一方、液晶テレビの「大画面化」のニーズは高まり、また同時に消費電力は抑制するという矛盾したニーズに応える必要に迫られました。 しかし、フィルムを単に拡大するだけでは画面の明るさにムラが生じます。そこで、3Mは技術の応用を試みます。日本で長年の蓄積があった「ラミネーション技術」に着目し、輝度上昇フィルムに応用したところ、明るさのムラが消えました。これにより3Mの輝度上昇フィルムは、小型から大型液晶ディスプレイまで、幅広いニーズに対応できるようになりました。今日では世界の主要電気メーカーに採用され、液晶ディスプレイのより明るい高画質と省エネ化に役立っています。

「木目調の自動車に乗りたい」からデコレーション用のフィルムが生まれました。

3M™ ダイノック™ フィルム

1950年代、かつての駅馬車の名残を自動車の外装に求めた米国では、3M製の木目調のフィルムが普及しました。一方で、日本国内では自動車用途よりも先に、ホテル客室の高級家具の表面材仕上げとして採用されました。また、高度成長期の日本では高層ビルをはじめとした建築ラッシュと相成り、リアルな木の質感をもつ装飾フィルムは、角や曲線部分の仕上がりが美しいことから、公共施設や商業施設・オフィスビルの内装やエレベーターの室内にまで使われ、国産を開始しました。優れた意匠性や、数百種類のバリエーションの豊かさから、もはやスタンダードとなった3M™ ダイノック™ フィルムは、2006年からは「日本発の内装仕上げ材」として、「米国へ里帰り」するとともに、世界各国へ輸出しています。